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リフォームで、カビ・結露対策!

「窓の水滴をなんとかしたい」、「収納の中にカビが出てきた」、「窓周りに黒カビらしきモノが…」
中には、「クロスに水滴が…」なんていう事も。

室内のカビ発生原因の一つに、結露が考えられます。

その結露の発生は、基本的に温度差が大きく関わっていますが、他にも湿度・季節・家具の配置・換気など色々な要因があります。

このコラムでは戸建てやマンション・団地などで、実際にカビや結露が多く発生している事例に対して、日頃わたしがご提案をさせてしている工事を紹介します。

■対策工事

①内窓(インナーサッシ)

窓に生じる結露を防ぐには、室内の空気が触れるガラス面とアルミサッシのフレームを冷やさないことが望ましく、その対策として最も有効な方法が、既存窓の内側(室内側)にもう一枚窓を設ける内窓です。
内窓を設置することで、窓の間に介在する空気層が断熱の役割を果たし、内側の窓が冷えることがなくなります。また室内の空気も外窓に直接接触することがなくなるので、結露を防ぐのにはとても有効です。
窓枠には熱伝導率の低い樹脂製の商品もあり、より結露対策に効果的です。
内窓は室内の断熱効果も実感できますが、商品のセレクトで防音効果のあるものもあります。

内窓設置事例

【二重窓の設置施工事例】

②壁の断熱工事

コンクリートの躯体壁、特に外周面の室内側の壁に直接クロスを張って仕上げているお宅では、特に冬場、躯体と室内の気温の差が大きくなるため、結露が起こるケースが見られます。
その対策として壁断熱工事があります。コンクリート壁面の室内側に断熱材を張り付けることで室内側の壁面が冷えにくくなり、壁表面の結露対策となります。
ただし、その分だけ室内側に壁が張り出してきますので、家具サイズによっては、再配置する際に注意が必要です。

③調湿効果のある商品

調湿効果のある商品で、私がよくご提案させていただくのが、LIXILのエコカラットプラスです。
壁に貼るタイル調の商品で、
「湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出。その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上もあるんです。だから結露を抑え、カビやダニの繁殖の抑制も期待できる。洗濯物の部屋干しにも、おすすめです」
と、メーカーが推している商品です。

商品のラインナップが豊富で施工性も良いので、お部屋のアクセントとしてもお客様に選ばれています。

調湿効果もあるエコカラット

【調湿効果もあるエコカラットプラスの施工事例】

以上、弊社ショールームには各メーカーのカタログもご用意しています。

過去の施工事例から、コーディネーターがお住まいに合ったプランのご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

工務 小林

当社は、今回ご紹介した『結露・カビ対策の施工』の他にも各種リフォームなど住まいに関する様々なご相談を承っております。まずは、お気軽に「お問い合わせ」フォームからご相談ください。

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