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後悔のないリフォームのためにお勧めしたい商品
『家』は私たちが安心して生活する為に必要不可欠であり、日々私たちを守ってくれている場所。
木造住宅の耐久年数は平均30年と言われていますが、使い方によっては80年~100年持つことも。
そこで大切なのがリフォームです。
リフォームの定義=作り直すこと(修繕・改装・改築)
日々、気象状況や経年劣化と闘いながら、私たちの安全を護ってくれている『家』に、私たちが出来る事。
それがリフォームです。
でも一概にリフォームと言っても…
どんな事をする…? どんな商品がある…?
分からないことだらけですよね。
ネット等の普及により、ありとあらゆる情報が飛び交い、何が正しいのか、なかなか答えは見えてきません。
「リフォーム」と言っても、水栓交換からフルリフォームまで、規模の大きさも違えば、もちろん金額も違ってきます。
「最低3社からは見積もりを取るべき!」と豪語する情報に流され、「とりあえず」と何社かに問い合わせをしている方が殆どでしょう。
では、何社からの見積もりを取り寄せて、何を比較検討するのか?
金額? 提案内容? 担当の好き嫌い?
工事内容も提案内容も、会社それぞれが違うわけで、全く同じ物は無い中、金額の差をしっかりと比較するには、それ相応の知識が無ければ無理な話なのです。
では後悔が無いリフォームをするには?
一番大切なのは付加価値です。
どんな物でも新しくすれば、良い物に見えて当然。
もし、相見積もりで一番安い提案を選択したとしたら、その「同じ良い物」を安く入手できたことでご満足かと思います。
しかし、違いが出てくる、つまり付加価値が付くのはその先の話なのです。
例えば浴室改修🛀の事例を紹介します。
☆木造住宅 築30年 在来浴室(床も壁もタイル貼り)
老朽化に伴いユニットバスに変更
写真は、浴室を解体・撤去した床下の、柱や土台の写真です。
これは長年に渡りタイルの目地から水が木部に浸透して、水分を含んだ木が大好物の白蟻を呼んでしまった状態。
写真の様に、タイルを剥がして軸組の柱や土台状況の確認は必須で、柱も土台も悪い所はしっかりと直してから、ユニットバスを入れます。この時一緒に配管関係も全て更新します。
ユニットバスが入ったらもう何年も、次の浴室改修まで確認する事が出来ない木部や配管。これを機に、しっかりと修繕することが大切です。
しかし残念ながら、何もしないで蓋をしてしまう業者が未だにいるのも事実。ユニットバスという箱の交換だけでなく、土台となる基礎、配管設備の調査確認から一連の施工を行う業者を選びましょう。
そしていよいよユニットバスの設置ですが、そのユニットバスはどこのメーカーのどのグレードでしょうか?
ユニットバスを作っている代表的メーカーは7社あります。
■TOTO
■LIXIL
■Panasonic
■クリナップ
■トクラス
■Takara standard
■Housetec
各メーカーが作成しているユニットバスのシリーズは平均3シリーズ以上、グレードも異なります。
1シリーズだけでもセレクトできる仕様が何パターンも用意されているのです。
そのセレクトによっては、見た目もそうですが実は、清掃性が違ってきたりします。
清掃性の良し悪しは、耐久性にかなりの影響を及ぼします。
強力洗剤や研磨剤はあっという間に表面をダメにしてしまいますよね。
耐久性だけではなく、ランニングコストへの影響も大きくなります。
断熱仕様であれば追い炊きの回数は激減するし、清掃性が良ければ、お手入れに使う水道量や洗剤なども少なくて済むんです。
今回は浴室の簡単な1例ですが、いわゆるその商品だけではなく、その時の改修工事の内容が大きなポイントとなります。
それに加え、セレクトした物に、どれだけの付加価値があるか見極めることが後悔のないリフォームに繋がります。
改修後はより善い理想的な空間で、より長く快適な時間を過ごすことが可能になります。ただ新しくすれば、ただ直せば、ただ広くすれば…。それも確かにリフォームですが、
その時使えるものだけに投資するのではなく、
より善い理想的な空間で、
より長く快適な時間を過ごすことに是非投資してください。
それが私が『後悔のないリフォームの為にお勧めしたい商品』です。
コーディネーター 花村