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畳の素材にも種類ってあるの?
素材別の金額比較をご紹介!

近年の住宅はフローリングが主流となっていますが、畳の和室が一部屋欲しい!」と希望される方や、最近ではリビングの一角を畳コーナーにする方も多くいらっしゃいます。
ひとくちに畳と言っても、一般的な縁ありの1帖畳、縁の無い畳、正方形の琉球畳などの種類があります。最近はおしゃれな和室空間になることから、1帖畳から琉球畳へのリフォームが人気になっています。
形などの種類に希望はあっても、素材の違いまではよくわからない方も多いと思います。
今回のコラムでは、畳の種類・素材について気になる金額付きでご紹介します♪

【施工事例 畳の部屋1】

畳表の種類

■ 自然素材

 
・いぐさ
自然素材なので、触り心地がよく畳特有のいい香りがします。
いぐさは、空気浄化、保湿・断熱性、調湿に優れているため室内環境を整えてくれる効果も。 
畳表は、経糸といぐさを織り込んで作られています。経糸の種類にも綿糸と麻糸の2種類があります。麻引表の方が丈夫で高級な素材です。
6畳 \74,400~(綿引表/床材:建材Ⅱ・Ⅲ型/縁付き) 
6畳 \84,000~(麻引表/床材:建材Ⅱ・Ⅲ型/縁付き) 

■ 化学素材

・和紙・樹脂
カビ・ダニが発生しにくく、撥水性が高いためお掃除も簡単にできます。
日焼けや色褪せに強いうえ、カラーバリエーションも豊富なのでおしゃれな空間作りにおすすめです。
6畳 \70,200~(床材:建材Ⅱ・Ⅲ型/縁付き)

畳床 床材の種類

畳表の下にあるのが畳床です。
畳床には稲藁を何重にも重ねた天然素材の藁のみでできた「藁床」が使用されていました。しかし、藁の生産が減り、高価になったため近年では天然素材の代わりのものを使用した畳床が主流になっています。

■ 藁床

昔ながらの畳床。しっかりしていて、長持ちします。

■ 藁サンド

藁と藁の間にポリスエチレンフォームを挟み込んだ、藁床の軽量化タイプ。

■ 建材床I型(高級品)

畳ボード(木質繊維の圧縮ボード)だけで構成されており、しっかりしていて長持ちします。

■ 建材床Ⅱ型

ポリスエチレンフォームを使用した2層式の軽量タイプ。床下から上がってくる湿気に効果的です。

■ 建材床Ⅲ型(普及品)

畳ボードでポリスエチレンフォームを挟んだサンドウィッチ構造の汎用タイプ。どんな部屋にも対応できます。

縁の種類

縁にも色々な種類があります。お好きな縁デザインがあれば縁をメインに決めていくのもいいですね。

【様々なデザインの縁】

オススメの和室空間

今人気なのが、斬新な色彩の縁無し半畳物畳。天然樹脂・カルシウム・プラスチックの複合表を使用しています。ブラックやブラウン、ピンクやインディゴなど一般的なグリーンとは打って変わったカラー展開が12種類あります。
壁紙や襖の色にもこだわりの色を使って、自分だけの和室空間を演出できます♪
半畳物 6畳12枚 \110,400(床材:建材Ⅱ・Ⅲ型/縁なし)

【施工事例 畳2】


【施工事例 畳3】


LDKの空間に開放的な畳スペースを★

【施工事例 畳4】


【施工事例 畳5】


畳の周りにフロアタイルやフローリングなどの床材を使用したお部屋も人気。
床材のスペースにタンスなどを置けば畳が傷付いたりする心配も軽減されます。

機能性の違い、金額を比較して畳を選ぶ参考にしてみてください♪

積算 前田

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