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機能性にも注目!壁紙の選び方
大規模な工事をしなくても壁紙を貼り替えるだけで部屋の雰囲気は簡単に変えることができます。
壁紙を選ぶときは、各メーカーのカタログから選ぶことになりますが、種類が豊富過ぎて迷ってしまうお客様がたくさんいらっしゃいます。
その際に、色や柄だけでなく機能性という視点から選ぶことによって、壁紙を選びやすくなるとともに、より満足度の高いリフォームにすることができます。
では、どのような機能性壁紙があるか見ていきましょう。
➀防カビ&撥水
トイレや洗面といった水廻りで、ほとんどの方が選ばれる壁紙です。
洗面化粧台を交換するとき、裏側がカビだらけということもよくあります。
特に水廻りは湿気も溜まりやすいので、カビが生えやすい場所です。
見えないところでカビが繁殖しているのは嫌ですよね。
防カビや撥水壁紙を使うことで、カビが発生しにくくなります。
➁タフ&耐久
厚手でキズがつきにくく、子供部屋やリビングで人気の壁紙です。
織物調やぬりかべ調など、比較的シンプルで飽きの来ないものが多いです。
表面に凹凸のある壁紙は、継ぎ目・ジョイントが時間が経っても目立ちにくいです。
リフォーム工事ではコンクリートの躯体に直接壁紙を貼る場合や、既存の壁紙を剥がして新しい壁紙を貼ることが多い➂ため、下地の凹凸を壁紙が拾ってしまうことがあります。
仕上がりを良くするためにも、耐久性の強い厚手の壁紙を選んでいただくことをお勧めします。
➂消臭・抗菌
消臭機能のあるタイプはトイレや来客の多い玄関などで人気です。
壁紙自体に調湿機能を持たせ、表面に消臭剤を加工することで、ニオイを吸着・消臭します。
抗ウイルス性成分が塗布されているものは、壁紙表面に付着したウイルスを減少させます。
アレルギーの方向けの、抗アレルゲンタイプもあります。
ただし、一般的な壁紙の貼り替えサイクルは10年程度です。
それ以上の年月が経つと、機能は低下していくので注意が必要です。
消臭・調湿機能のあるものは、壁紙以外にもエコカラットなどの壁材もありますので、予算や用途によって使い分けることをお勧めします。
このように壁紙には様々な機能を持ったものが沢山あります。
機能性にも着目してお部屋の用途ごとに上手く壁紙を使い分けてみてください。
コーディネーター 鈴木