リフォーム工事を検討しているけど、電気工事って必要なの？どんなことができるの？
リフォーム工事の見積もりを取ったけど電気工事の内訳が分からない。などと思った事はありませんか？

今回はそんなリフォームの電気工事についてまとめてみました。

電気工事とは？

電気工事には照明やコンセントの取付け、エアコンの取付け、各種配線の引込み工事などがあります。
住宅には電気は欠かすことができません。
住まい方に合わせて照明やコンセントの位置を計画し、配線及び設置工事を行い、その器具を使用することが出来るようにすることが電気工事になります。

リフォームの電気工事

リフォームの電気工事では工事の規模に合わせて、分電盤からの配線を全て新しく引き直したり、部分的に配線を移設・増設したりと工事の内容によって大きく異なります。
また、既設の配線がルートによって取り除けなかったり新しく交換ができなかったりするケースもあります。

電気の配線は通常では見えない箇所（天井裏・壁の中・床下）に通っています。
リフォーム工事の際も電気配線は見えないようにすることが望ましいので、配線ルートは事前に計画をしておく必要があります。

築年数が40～50年経っている物件ではコンセントやスイッチなどが劣化していて、正常に動なかったり漏電しやすくなっていたりするケースも多いです。
この際はコンセントやスイッチをプレートごと交換する必要があります。
また、大規模な工事でなくてもコンセントや照明の数を増やしたり移設させたり交換したりする工事もリフォームの電気工事となります。

電気工事のタイミングは？

住宅全体の改修工事をする際はもちろんのこと、ライフスタイルの変化や電気機器の設置でも電気工事が必要となる場合もあります。
・テレビの位置を変えたいがテレビ線やコンセントが届かない、もしくは近くに無い。
・トイレに温水洗浄便座を付けたいがコンセントがない。
・お風呂に換気乾燥暖房機を付けたい。
・エアコンを設置したいがコンセントがない。
・家電製品を新設したがブレーカーがすぐに落ちてしまう。

など、生活していく中でご不便なことがあればそれは電気工事のタイミングかもしれません。

リフォームの電気工事の注意点

リフォームの電気工事を行う際にも注意点があります。
電気配線は通常見えないところに通っているため容易に配線を動かすことができず、工事の途中で追加や変更が難しいケースがあります。
工事前までの打合せの際にどのような間取りで生活したいか、どのような電気機器をどこに設置したいか、実際に生活するイメージを持って電気工事の計画をしていく必要があります。
実際に住んでから使い勝手がよくないということがないようにコンセントは多めに設置しておくことが望ましいです。
また、すでに購入済み（予定）の電気機器があればメーカーや品番を控えておくようにしましょう。
また、配線や機器の増設はしたいが天井や壁、床を交換する予定がないもしくは天井や壁、床に配線を通せるスペースがない場合は配線が露出してくる可能性があります。
せっかく壁がきれいになったのに見た目がよくない。など、後々がっかりしないためにも事前に確認しておきましょう。

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