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様々な断熱材まとめてみました
リフォームにおいて、暑さ・寒さ対策の肝になる断熱材。
普段、目にする機会が少ないので、断熱性能の差は?価格は?何が違うのか、わかりにくいですよね。
昔は蒸し暑い日本の夏を乗り切る為に開放的な家の造りが多く、気密性や断熱性はあまり重視されていませんでしたが、
戦後を境に、洋風住宅が多くなると同時に欧米の建築思想が取り入れられ、快適さを求めて高断熱・高気密の住宅が増えていきます。
住宅建材のひとつである断熱材も、年月を経て進化し続けます。
現在、種類は22種類もあり、さらに、大きく【1:鉱物系 2:石油系 3:自然系】の3つに分類できます。
今回は、当社で多く取り扱いしている商品をメインにご紹介させていただきます。
系統 | 断熱材名 | 熱伝導率 | 熱伝導率区分 | 防火性 | 価格の目安 |
---|---|---|---|---|---|
鉱物系 | グラスウール | 0.038 | C | ☆☆☆ | 100 |
ロックウール | 0.038 | C | ☆☆☆ | 100 | |
石油系 | ビーズ法ポリスチレンフォーム | 0.034 | D | ☆☆ | 200 |
押し出し法ポリスチレンフォーム | 0.028 | E | ☆☆ | 200 | |
硬質ウレタンフォーム | 0.024 | E | ☆☆ | 200~300 | |
フェノールフォーム | 0.02 | E | ☆☆ | 300 | |
ポリエステル | 0.039 | C | ☆☆ | 150 | |
自然系 | セルロースファイバー | 0.04 | C | ☆☆ | 150~200 |
ウール | 0.04 | C | ☆☆ | 200 |
※高品質の商品を使用した場合の数値。
※熱伝導率は数値が低いほど断熱性が高い。
※熱伝導率の区分は、A-1、A-2、B、C、D、E、Fに分類され、「A-1」が低く「F」が最も高い。
※熱伝導区分は住宅金融機構による区分より。
※価格は高性能グラスウールを100円とした場合の金額の目安(変動有)
この中でもよく使うのは、ガラス繊維でできた、綿状の素材である「グラスウール」やプラスチック発泡体の「ウレタンフォーム」です。
グラスウールは天井や床の断熱材として使用する他、吸音性能も期待できます。
ほかにも、耐火性、防虫効果に優れた断熱材があります。
価格や暑さ寒さ対策のみならず、それぞれのご家庭に合った性能の断熱材をご提案させていただきますので、ぜひご相談ください。
コーディネーター 熊本
当社では建築物の省エネ性能を有する設備の取り扱い、また施工にも多数対応しております。お気軽に「お問い合わせ」フォームからご相談ください。
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