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窓でできる省エネ

リフォーム、リノベーションには、省エネ性能を高められるというメリットがあります。

今回は、その中でも「窓」でできる省エネを紹介します。

◾️ 二重窓(内窓)を取り付ける

二重窓(内窓)とは、今付いてる窓の内側に、もう一つ窓を取り付けたもの。
窓と窓の間に空気層ができるため、室外の気温変化の影響を受けにくく、断熱効果を発揮します。
冷暖房費が抑えられるので、省エネにも繋がります。
比較的工事費が安く、後付けできるので、手軽に施工することが可能です。
また、結露軽減、遮熱、防犯性、防音にも優れているのでおススメです。
ただし、内側に倒れる窓や天窓、窓枠幅が狭すぎるなど、状況により取り付けができない場合もあります。

窓でできる省エネ

【LIXIL】インプラス

窓でできる省エネ

【YKKマドリモ】

       

◾️ 複層ガラスを取り付ける

既存の窓そのものを外し、「複層ガラス(複数枚の板ガラスを重ねたもの)」の入った窓を取り付けます。
複層ガラスの間にできる空気が断熱効果を発揮し、普通の単板ガラスに比べ、断熱性が2倍以上になるとされています。

工事内容としては
①「ガラスだけ交換」 ➁「障子だけ交換」 ③「窓枠ごと交換」 の3種類があります。

◾️ 窓の部位名称

窓の省エネ性能

①「ガラスだけ交換」では、サッシはそのまま使用しガラスだけを複層ガラスと交換するリフォーム。
作業時間が数時間と短く、工事費も5万円程度なので、比較的手軽に行える工事です。

②「障子だけ交換」する工事は、ガラスとその周りのフレーム部分(障子と呼ぶ)だけを複層ガラス付のものと交換する方法です。
既存の窓枠はそのまま使うので、作業時間は窓一枚当たり30分~1時間程度、費用は10万円前後です。

③「窓枠ごと交換」では、新しく取り付ける窓の枠の大きさが異なることがあり、外壁の補強工事が発生する場合があります。
そのため、工期が長く、費用も高額になることが多いです(10~20万円程度)。
見た目や性能を重視するならこの方法が◎。
窓枠と框は樹脂製を選べば、結露や熱割れ対策も万全です。

◾️ 日射しを遮る

外からの紫外線や熱をカットする遮熱性能の高いガラスがあります。
日射を防いで室温の上昇を抑え、熱が室外に流出しにくくなるので、断熱効果が期待できます。
さらに遮熱性能レベルの高いカーテン等を併用することで、日射遮蔽(にっしゃしゃへい)の効果が高まり、省エネにつながります。
ブラインドやシェード、緑のカーテン(朝顔やゴーヤなど)も、安価で手軽に室内の温度上昇を抑制してくれるので人気です。

コーディネーター 大塚

窓を変えると省エネ効果がアップするなど、住み心地がよくなることが期待できますね。
省エネ効果という点では、補助金制度が利用できる場合もあります。
2022年3月現在、「こどもみらい住宅支援事業」が実施されていて、該当商品の中には省エネ性能をもつ窓も含まれています。
当社はこの事業の登録済事業者ですので、申請書の対応もできます。
詳しい内容については、お気軽にお問い合わせください。
 
お問い合わせ」フォームからのメール、または電話にてお待ちしております。

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