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リフォームに伴うLAN配線工事のアレコレ

LAN配線工事のポイントとは?

団地やマンションでのリフォーム工事に伴うLAN配線工事のポイントをご説明します。

LAN配線工事ってどんなことをするの?

リフォーム工事では事前に打ち合わせをして、好きな位置にLANの差込口を設置する事が出来ます。基本的には玄関の外の共有部分(廊下等)から室内に配管が引き込まれており、壁面に取り出し口が設置されている事がほとんどです。稀に築年数の経過している団地では天井に取り出し口があることもあります。

天井に取り出し口がある団地

取り出し口から指定の位置までリフォーム工事では事前に空配管という配管を通しておきます。お引き渡し後、LANケーブルや電話線などを通すだけで簡単に配線できるようあらかじめ壁や天井などに通しておく配管の事で、配管の中が空なので空配管といいます。その空配管を使って光配線の引き込み等を業者さんが行ってくれます。

実際に配線されている空配管

リフォーム工事の際の注意点とは?

注意しなければいけないポイントは、取り出し口を移設したい場所によっては壁や天井をふかさなければいけないことです。光配線は引き込みの際に直角には曲がりません。そのため、配管もある程度の弧を描いて埋設しなければいけなくなります。そうするとその分壁に厚みを持たせる必要が出てきます。その為、リフォームの打ち合わせの際には必ず電気計画を立てます。お客様にどこにテレビを置くか、パソコン作業はどこでやるか、コンセントはどこにいくつ必要かなど、細かく打ち合わせをしていきます。より具体的に生活のイメージができていると、リフォーム後も使い勝手のいい住まいになります。

リフォーム済み物件を購入する際に注意するポイントとは?

リフォーム済みの物件を購入する際にも注意が必要です。稀に室内の配線取り出し口がリフォーム工事により壁の中に埋められてしまっている事があります。このケースはマンション全体で光配線を通す時など、いざ光配線を通そうとする時に発覚することが多いです。その場合には取り出し口から配線を取り出せるように点検口を造るなど、大工工事が係わってきます。この点も事前に確認しておかないとリフォーム済み物件で更に工事費用がかかる可能性があります。リフォーム済み物件などでは点検口を覗くと天井裏に配管が通っていることが確認できる事もあるかもしれません。事前にどんなルートを通っているかなど確認しておくと後々配線の引き直しをする際に役に立つこともあります。

LAN配線工事は後から行おうとすると非常に大変で費用もかかります。LAN配線工事をお考えの場合には、物件を購入する際の管理会社への事前確認、リノベーションの際の入念なリフォーム業者との打ち合わせが大事です。そのために弊社には社内に仲介部門とリフォーム部門がございます。確認したい事がございましたら、何でも仲介営業、リフォーム営業にご相談ください。

電気工事担当 荒関

当社では壁や床の貼替や各種リフォームなど住まいに関する様々なご相談を承っております。まずは、お気軽に「お問い合わせ」フォームからお問い合わせください。

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