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ユニットバスとは?心安らぐ浴室づくりのポイント!
まずはユニットバスを知ろう! 在来浴室との違い
ユニットバスとは、あらかじめ浴室の壁・床・天井・浴槽といったパーツがセットで製造されており、それらを施工現場で組み立てる浴室を指します。
一体化したこれらのパーツはすべて規格品となります。
反対に在来浴室とは、在来工法(オーダーメイド)によって作られた浴室を指します。
在来工法とはその家ごとで臨機応変に広さや素材を変えて作る、いわゆるオーダーメイドの技法です。
お客様のご希望に沿って一から作り上げていくため、大きさや素材の自由度が高いです。
その反面、どこまで求めるかによって費用は違います。基本同じ浴室を作るにしてもユニットバス以上は掛かってしまいます。
ユニットバスのメリット
ユニットバスには大きく3つのメリットがあります。
掃除のしやすさ
在来浴室によくあるタイルは目地が掃除しにくく汚れがたまりやすいです。
一方、一体化されているユニットバスはつなぎ目に汚れがたまりづらく掃除が楽です。
水はけのよい床材を選ぶことでより掃除しやすくなります。
気密性の高さ
気密性の低い在来浴室は、外の冷たい空気が浴室内に流れ込んでしまう傾向があります。浴室が寒いと浴槽にためられたお湯もすぐに冷めてしまいます。そのため、何度も追い焚きが必要になり光熱費が高くなります。
また、急激な温度変化によってヒートショックを引き起こし、最悪の場合死に至る危険性もあります。
その点、ユニットバスは気密性に優れています。浴槽を断熱性が高いものにすれば冬場でもお湯が冷めにくく、暖かい空間を維持できます。
バリアフリー
在来浴室には脱衣室に水が入らないように数㎝~数10㎝の段差がありますが、ユニットバスには段差がなく、フラットです。
また、浴槽も在来浴室はまたぎにくく深さもある和式タイプが多いですが、ユニットバスはまたぎが低い和洋折衷タイプにすることで転倒事故を防ぐことができます。
選べるパーツ
選ぶところがあまりないと思われがちなユニットバスですが、実は壁カラー・床・鏡・カウンター・洗い場水栓・シャワーヘッドなど各パーツを一つ一つ選ぶことができます。その数なんと壁カラーだけで約300通り!(※)
そんなに選べない!という方は、まずは鏡やカウンターのデザインが決まっている〈タイプ〉を選びましょう。〈タイプ〉を選ぶと自動的に各パーツの基本仕様も決まってくるので迷わずに済みます。
そこからお好みで、壁カラーと位置・床・浴槽形状とカラー・洗い場水栓とシャワーヘッドのデザイン・照明など一部分から変更できます。
※【TOTO】サザナの場合298通り
+αでもっと快適に!オプションパーツ
〇デザイン編
壁カラーには価格別のグレードがあります。グレードアップすると高級感のある印象になります。
また、カウンターをなくし、照明を壁付けからダウンライトにするとスッキリとします。
〇バリアフリー編
やわらかで優しい踏み心地の【TOTO】ほっからり床。
断熱構造だから冬場でもヒヤッとすることなく浴室に入る一歩目から安心感が続きます。また、介護やお子様を洗う際に膝立ちした時も痛くなりません。
ベンチタイプのカウンターも選ぶことができ、座ったまま浴槽へスライド移動することもできます。
〇エンターテインメント編
ゆったりお湯につかりながらテレビが楽しめます。高画質&ワイドな地デジ・BS・CS放送や動画配信サービスをバスタイムで楽しめます。また、別売りの浴室オーディオと接続して天井から大迫力で音声が楽しめます。お手持ちのBluetooth機器とペアリングしてお好きな音楽を聴くことも可能です。
今回はユニットバスについてご紹介いたしました。【TOTO】ほっからり床など実際に体感できますので、是非アールスタジオのショールームにお越しください。
コーディネーター 青山