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戸建のセルフチェックポイント
自慢のマイホームも年月の経過とともに老朽化していき、建て替え時期が訪れます。
老朽化を止めることはできませんが、定期的なメンテナンスを行うことで、そのスピードを抑えることができます。
今回は、外壁・屋根などのチェックポイントをいくつかご紹介します。
◆ 外回り
外壁・・・ひび割れ、コーキング、チョーキング
家を守っている外壁は、毎日紫外線を浴び続けていることで少しずつ劣化が進みます。
ひび割れなどに気が付かずに放置すると、雨漏りが起きてしまうこともあります。
壁の劣化のサインといわれる「ひび割れ*1、コーキング*2、チョーキング*3」を見落とさないようにしましょう。
*1. ひび割れ
サイディングの割れやモルタルのクラックのことです。
これらは、隙間から直接水が入る原因にもなりますので、見かけたら早急に対処しましょう。
*2. コーキングの劣化
外壁がサイディングの場合は、隙間をコーキング材で埋めています。
劣化による隙間から、水が入る原因になります。ヒビや剥がれによる隙間が見えてきたらメンテナンスのサインです。
*3. チョーキング
塗装の劣化のサインになります。
外壁を触ってみて白い粉が付くようでしたら塗り替えのサインです。
外壁の塗り替えは、10年~15年が適正です。
メンテナンス費用は負担が大きいと感じる方も少なくないのですが、家を長持ちさせるために必要な工事です。
計画的にしっかりとメンテナンスしましょう!
屋根・・・屋根材の剥がれ、ヒビ、雨樋
屋根のメンテナンスも家を守る重要な部分です。
なかなか自分でチェックすることは難しいので、専門の方に見て頂きましょう。
セルフチェックとしては、雨樋を注意して見てみましょう。
特に雨樋が詰まる原因に落ち葉が挙げられるので、お庭や近所に落葉樹がある場合は定期的に確認してください。
落ち葉やゴミで詰まった雨樋から雨があふれることが、本来、水がかからない部分まで劣化が進む原因になります。
雨樋から草が生えていたり、横樋から水が落ちてきたら詰まっているサインです。
できるだけ早めに業者に依頼し清掃してもらいましょう。
◆ 屋内
床・・・床なり、床の沈み
家の中を歩いていて床が沈んだり、ミシミシ音が鳴る場合は床下の木材が痛んでいるサインになります。
水廻りなどは、最悪の場合、水漏れしていることもありますので、注意しましょう。
木造住宅の場合は、シロアリの被害が出ている可能性もあります。
水廻りなどで床鳴りや沈みが起きていたら、専門業者に連絡するなど、すぐに対処しましょう。
戸建住宅は、床下点検を定期的に行いましょう。
出来れば防蟻処理を5年ごとに行うことをおススメします。
定期点検にもなり、マイホームをしっかり守ることができます。
天井・・・たわみ、剥がれ、シミ
天井は雨漏りの現象が現れやすい部分になります。
水跡がついていたり、クロスが剥がれてきたら雨漏りの可能性も疑いましょう。
特にベランダの下の部屋は雨漏りの現象が現れやすいので定期的に確認しましょう。
まとめ
家のメンテナンスは、数十万円~数百万円と大きな費用が掛かります。
フルリフォームなどの場合は1千万円以上となることもあるでしょう。
マイホームは大きな財産です。
自分の目でチェックし、上手に専門業者に依頼しながら、質の良い住宅を維持しましょう。
定期的なメンテナンスによる快適な暮らしは、結果的に費用の節約もになります。
弊社でも屋根点検など無料で行っておりますので、機会がありましたら、是非お声掛けください。
コーディネーター 上田
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